(この記事は2023年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
糖尿病内科 部長
矢野 美保
11月14日はインスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病の予防、治療、療養の喚起を推進することが世界的に行われています。世界糖尿病デーのシンボルマークの「ブルーサークル」にちなんで、各地で著名な建造物をブルーにライトアップしています。
当院では2019年に初めて糖尿病デーのイベントを行いましたが、コロナ禍となりその後は残念ながら再開が出来ませんでした。今年は糖尿病教室を秋より再開しており、毎週金曜日の糖尿病教室の時間帯に合わせて11月11日にイベントを行いました。前半は体操教室をし、皆様は生き生きと活動されておられました。後半は各ブースにわかれてクイズや頸動脈のプラークチェック、各相談コーナーなどを行いました。また広報活動として、新たに糖尿病デーの看板を設置して、11月14日の17:00~18:00には当院のロータリー前のオリーブの木をライトアップしました。コロナ禍で活動が制限される中、糖尿病の患者さんや御家族などに糖尿病チームからのささやかな気持ちが届けばよいなと思います。