(この記事は2021年5・6月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
栄養科 管理栄養士 今井 文恵
全国各地の特色ある料理や名物をご紹介していきます
けんちん汁
「けんちん汁」は、神奈川県鎌倉市にある建長寺(けんちょうじ)の修行僧が作っていた、たっぷりの野菜に豆腐をくずし入れて作る汁物料理が始まりです。この料理が評判で「建長寺汁」と呼ばれるようになり、後に「けんちん汁」に転じたと言われています。(他にも諸説あります)元来は精進料理なので肉や魚は加えず、だし汁も鰹節や煮干ではなく、昆布や椎茸から取ったものを使います。
(1人分)エネルギー 140kcal/たんぱく質5.7g/塩分1.1g
材料 (2人分) | 作り方 |
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●大根 50g |
① 油揚げは1センチ幅に切り、大根・人参は皮を剥き乱切り、ごぼうはたわしなどで泥を落としてから乱切りにしておく。 |