西陣だより

日本列島 ”食” めぐり「群馬県」

(この記事は2022年5・6月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

栄養科 管理栄養士 井尻  柊人

全国各地の特色ある料理や名物をご紹介していきます

 

おっきりこみ

 群馬県を代表とする郷土料理となっており、幅広の生麺を、旬の野菜やきのこなどと一緒に 煮込んだ料理です。群馬県は、年間を通して晴れの日が多い気候と水はけのよい土壌に恵まれているため、小麦栽培が盛んで、小麦から作られる「粉もの食」が発展してきました。米が貴重だった時代には、小麦を使って毎日夕食は麺類だったという家も多かったようです。

(1人分)エネルギー 280kcal/たんぱく質21g/塩分1.8g

材料 (2人分) 作り方

<平打ちうどん>
●中力粉・・200g
●水(寒い時期はぬるま湯で) 90cc

<調味料>
●サラダ油(具材炒め用) 大さじ1
●だし汁・・ 800cc
●濃口しょうゆ・・ 小さじ1
●みそ・・ 40g

<具材>
●豚肉・・ 50g
●舞茸・・ 30g
●ごぼう・・ 1/4本
●大根・・ 50g
●人参・・ 15g
●白菜・・ 70g
●油揚げ・・1/4枚

①小麦粉に水を加えながら混ぜこねる。(そぼろ状になってまとまるまで)
②ビニール袋に入れて足で踏む。
③打ち粉をしながら麺棒で伸ばして包丁で切り、ほぐしておく。①~③は市販のうどんでも大丈夫です。
④食べやすい大きさに野菜類と油揚げを切る。なべに油をひき、舞茸を炒め良い香りがしてきたら、だし汁、野菜類、油揚げを入れ煮る。
➄15分程煮たら豚肉を入れる。
⑥調味料を入れて味を調え、うどんを入れる。
⑦5分程煮たら出来上がり。

 

2022年05月01日