西陣だより

慢性腎臓病(CKD)の進行を抑えられるよう、 これからの療養生活を支援します

(この記事は2019年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

透析センター 主任
糖尿病看護認定看護師
立山 一美

 

慢性腎臓病(CKD)の予防、治療においては、食事内容を含めた生活習慣の改善、適正化が重要であるといわれています。
生活習慣の見直しや治療の必要性は理解していても、今までの生活を変えることはたやすいことではありません。2019年4月より、腎臓病及び糖尿病の専門の資格を持った看護師6名で、CKD看護外来をはじめました。腎臓病の進行が抑えられるように、療養生活で気を付けることを具体的に説明し、自己管理がうまくできるように一緒に考え、お手伝いをさせて頂きます。
また慢性腎不全末期の方には、今後の一般的な治療の説明を行い、療法選択の支援をさせて頂きます。看護師のみならず、院内の様々な職種が、患者さんやご家族の不安や悩み事も含めて一緒に考え、取り組んでいきますので、いつでもご相談ください。

 

 

2019年07月01日