● 西陣病院では、様々な職種の職員が働いています。 ● 資格が必要な職種もたくさんありますが、資格がなくてもお仕事ができる職種もたくさんあります! ● 詳しくは、病院ホームページの「募集案内」をご覧ください。 ● ご興味のある方は、病院見学も行っていますので、ぜひ一度お問合せください。 |
お問合せ先
西陣病院 人事課
直通番号 075-465-7336
email: jinji@nishijinhp.com
西陣病院 募集案内
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7月2日(日)、第3回上七軒 ICLSコースが開催されました。ICLS( Immediate Cardiac Life Support )とは突然の心停止に対する最初の10分間のチーム蘇生を取得するためのコースで、当院での開催は今回で3回目になります。
京都府立医科大学 救急医療学の武部先生をコースディレクターとしてお招きし、これまでにICLSコースを修了した当院のスタッフがインストラクターとして受講者に指導を行いました。
受講者は6名で医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師と多職種が真剣な眼差しで講義を受け、患者さんの急変の場面で慌てずに実施できるよう繰り返し蘇生のトレーニングを行いました。
看護部 教育科長 兵頭 美香子
8月8日(火)に、ふれあい看護体験を開催し、高校生4名が参加してくださいました。看護師と一緒に全身清拭やおむつ交換を行いました。その他、バイタルサイン測定の場面や血糖測定の場面も見ていただきました。
参加者のみなさまから「実際に患者さんとお話ができたり、色んな場面を見学できてよかったです」「この体験を通して、より看護師になりたいと思いました」などの感想を聞くことが出来ました。
糖尿病内科 部長
矢野 美保
御自分が糖尿病のどの状態にあるかを知ることは大切です。外来では血糖値や1ヶ月の血糖の平均値であるHbA1cなどをみて治療をしていますが、まず糖尿病の治療の基本は適切な食事と運動をすることです。糖尿病教室、教育入院、外来での様々な糖尿病チームのスタッフとの関わりにより知識を増やしていただけることを願っています。また、糖尿病の合併症は進行しないと無症状であることが多いため、下記をうまく利用していただきセルフチェックをおすすめします。
基本2週間で、合併症などの評価、血糖調節(内服・注射剤)、糖尿病の知識を深めるためパンフレットやDVDによる指導も行います。(入院期間・日程は御相談下さい。)
検 査 内 容 | 血液・尿検査、胸部レントゲン、 腹部エコー・CT、心機能・動脈硬化検査、 骨密度、糖尿病神経障害検査、 眼底検査、体組成検査 など。 |
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2泊3日でサルコペニア・骨粗鬆症・頭部MRI・動脈硬化検査・認知機能や嚥下機能の簡易評価、服薬管理指導・食事チェックなどを行います。
糖 尿 病 外 来 | 糖尿病の評価、治療、各種検査(外来での注射開始、血糖測定、必要時リブレ・リブレプロなどの連続グルコース測定も行っています。) |
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看 護 外 来 | インスリンや血糖測定(リブレも含む)の指導、糖尿病に関する説明、各種相談。 |
フットケア外来 | 看護師による足のチェック・ケア(毎週火曜日) |
薬剤師による指導 | インスリン導入指導 |
透析予防指導 | 腎機能悪化の予防のため、医師・看護師・栄養士による指導 |
毎週金曜日の14~15時に様々なテーマで行っております。
糖尿病の患者さんや御家族との交流を深めるため活動を行っています。入会を御希望の方は糖尿病教室の際にお尋ね下さい。
毎年11月14日の世界糖尿病デーに伴い、当院でもイベントを行います。是非御参加下さい。 | |
日 時 | 11月11日(土)、13時半~15時 |
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場 所 | 西陣病院本館地下2階 |
内 容 | ミニレクチャー・クイズ大会・体操教室動脈硬化チェック・各種相談コーナー |
栄養科 管理栄養士 須惠 裕子
「深川めし」とは東京都の郷土料理で、ネギと生のあさりを味噌でさっと煮て汁ごとご飯にかける「ぶっかけ」と、あさりとお米を一緒に炊き込む「炊き込み」があります。もともとは漁師たちが仕事の合間にさっと食べることができるぶっかけがルーツであるとされていますが、現在は炊き込みごはんタイプが主流となっているようです。
(1人分)エネルギー 275kcal/たんぱく質8g/塩分1.9g
材料 (4人分) | 作り方 |
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●お米・・2合 |
< 作り方 > ①あさりは砂抜きする。米は炊く30分前に洗って、ざるにあける。生姜は千切りにする。 |
薬剤部 薬剤師 神﨑 円花
腰痛や関節痛、捻挫などに効果的な湿布ですが、病院で処方されるもの以外に、ドラッグストアなどで手軽に購入できるものもあります。温湿布と冷湿布は何が違うのでしょう。
様々な湿布が売られていますが、「温かく感じる温湿布」と「冷たく感じる冷湿布」のどちらを使用するのか、迷った方も多いのではないでしょうか。それぞれ『冷やすもの』と『温めるもの』と勘違いされている方も多いのではないでしょうか。
温湿布はカプサイシン(唐辛子成分)やノニル酸ワニリルアミドの効果で血流を増やして温かく感じさせる、冷湿布にはメントール、サリチル酸メチル、ハッカ油等の効果で清涼感を持たせるという違いがあります。
どちらも貼ると、ヒヤッとしますよね。いずれも水分が入っており、貼ると気化熱の作用で熱を奪い、体表面の温度を下げます。これらの成分は、実際に患部を冷却したり温めたりする作用が
あるわけではないので、ご自身の好みで選ぶといいでしょう。
湿布薬に『冷感』や『温感』とあっても、実際に痛みそのものを改善する成分は、どちらの湿布も「インドメタシン「」ケトプロフェン」「フェルビナク」等の抗炎症・鎮痛作用のある成分です。薬としての効果は全て同じ。冷湿布と温湿布でまったく同じものが配合されている商品もあります。湿布等の鎮痛消炎薬は、これらの成分を皮膚から吸収させ、炎症や痛みを抑えています。
基本的には、「痛みが出始めたばかりの急性期には強い炎症を抑えるために氷や保冷剤などで冷やす」「慢性的に痛みが出る場合には、ホットタオルやカイロなどで温めて血行を改善する」ことで、それぞれの痛みは緩和されやすいと考えられています。
皮膚・排泄ケア
特定認定看護師
多氣 真弓
「毎日、便がでない…私は便秘なんだ。」と思っている方は多いと思います。慢性便秘症診療ガイドラインでは、便秘を「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義しています。
毎日便がでなければ便秘だと思っている方の中には、下剤を飲んで便を出すことに目が向いて、「快適に」ということにはあまり関心がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。排便の量や回数には個人差があります。量や回数よりも排便後に「すっきりした」と思えることが大切です。では、快適な排便をするためにはどうしたらよいのでしょう。
毎日、適度な運動をして、食物繊維、発酵食品、乳酸菌を努めて摂取して腸内環境を整えるようにしている方も多いと思いますが、排便の姿勢を意識したことはありますか?排便に最もよい姿勢は和式のトイレにしゃがむ蹲踞位(そんきょい)です。これは肛門と直腸の角度が広がるために便が出やすくなるというものです。最近では、和式のトイレも少なくなり、年齢を重ねると「和式のトイレはちょっと…」という方も増えてきます。洋式のトイレでは図のように前かがみに座ると直腸と肛門の角度が広がり、肛門括約筋が緩みます。また、かかとを少し上げて足先をつけることで腹圧がかけやすくなります。足が床につかない場合は足台を置くとよいでしょう。快適な排便のために生活習慣を見直すと同時に排便の姿勢も見直してはいかがでしょうか?
消化器内科 医長
鈴木 俊生
平成28年の国民生活基礎調査では、便秘症の方は男性2.5%、女性 4.6 %でした。80歳以上に限ると男女ともに10%を超えています。
日本内科学会では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」とされています。慢性便秘症ガイドライン(2017年)では便秘は「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。つまり、毎日排便がなくてもすっきり違和感なく排便ができていれば問題はありません。便秘はその原因によって図のように分類されます。
便が通過できない物理的な原因が大腸自体にあるものを器質性便秘といいます。大腸癌、腸閉塞、Crohn病に伴う狭窄などが原因となります。突然の排便障害と、腹部膨満感、腹痛、嘔気・嘔吐などの症状が生じます。緊急を要することもあり、大腸カメラやCTによる精査が必要となります。
内分泌疾患、膠原病、神経疾患などが原因の便秘のことです。基礎疾患の治療が必要になります。
抗うつ薬、向精神病薬、抗コリン薬(ぜん息、頻尿、パーキンソン病などの薬)、鎮咳薬、抗がん剤などの副作用による便秘や、下剤の乱用による便秘のことです。
検査で器質的異常がない便秘です。①弛緩性便秘、②痙攣性便秘、③直腸性便秘に分けられ、慢性便③の多くを占めます。生活習慣と関連が強く、食生活や生活様式の改善が肝要です。補助的に薬物療法を併用します。
① 弛緩性便秘
大腸を動かす筋肉が緩み、ぜん動運動が弱まり、便がスムーズに運ばれずに便秘になります。朝食をとらないことや、運動不足による便秘もこれに含まれます。
② 痙攣性便秘
ストレスなどの影響で、大腸の一部で痙攣性収縮が持続すると、ぜん動運動に連続性がなくなり便の輸送に時間がかかり過ぎて便秘になります。このタイプには刺激性下剤は症状を悪化させるため原則的には使用しません。
③ 直腸性便秘
習慣性便秘とも呼ばれます。便意をがまんする習慣により直腸のセンサーの感度が低下し、便意を催さなくなります。また、温水洗浄便座の水を肛門の奥まで入れることも原因となります。一時的に排便反射を誘発する座薬、浣腸が用いられます。
この数年でいくつかのあらたな便秘のお薬が登場しています。小腸から水分を分泌させて便を柔らかくしたり、自身の胆汁酸と呼ばれる消化液を使うことで便を柔らかくし腸の動きをよくして便秘を改善させる薬などで、既存の治療で改善しない場合に用います。便秘には適切な薬の選択が必要です。まずは外来で気軽にご相談ください。
栄養科 管理栄養士 井尻 柊人
水産資源豊富な富山湾では深海に生息する透き通った淡いピンク色に輝く白エビは「富山湾の宝石」と称され、漁が成り立つほど漁獲されるのは全国でも富山だけで、主な水揚げ漁港は新湊漁港、岩瀬漁港の2港となっています。かつては、殻ごと干しエビにして出しを取るために使われることがほとんどでしたが、冷凍技術の向上によりむき身にすることが容易となり、また鮮度を保つことが可能となりました。カラッと揚がった白エビはサクサクで香ばしく、独特の甘みを堪能できる。ほかのエビと違い火を通しても赤くならないという点も特徴のひとつです。
(1人分)エネルギー 152kcal/たんぱく質6g/塩分0.5g
材料 (4人分) | 作り方 |
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●白エビ・・80g |
< 作り方 > ①白エビは水で洗い、水気を切る。 |
薬剤部 薬剤師 楠 斐未
高血圧の薬が処方されたときに、薬剤師から「グレープフルーツジュースを飲まないでくださいね」と言われたことはありませんか?
グレープフルーツに含まれる“フラノクマリン類”という成分は、医薬品を代謝(分解)する酵素の働きを阻害して、薬の効果を強めたり、副作用を出やすくしたりすることが知られています。フラノクマリン類は、果皮>果肉>種の順に多く含まれています。そのため、ジュースや果肉だけでなく、果皮を使用したジャムなどにも注意が必要です。グレープフルーツジュースによる影響は、個人差はありますが、十数時間~数日持続するため、影響がある薬を飲んでいる場合は、グレープフルーツジュースを飲まないようにしなければなりません。
● カルシウム拮抗薬(血圧を下げる薬)
アムロジピンやアゼルニジピンなど
● 免疫を抑える薬
シクロスポリンやタクロリムスなど
● コレステロールを下げる薬
アトルバスタチンやシンバスタチンなど
● 影響が大きい柑橘類 グレープフルーツ、ハッサク、ブンタン、スウィーティー、ダイダイ、レモンの果皮など
● 影響が小さい柑橘類 ポンカン、スダチ、伊予柑、柚子、カボス、ネーブルオレンジ、レモンの果汁など
● 影響がない柑橘類 温州みかん、デコポンなど
同じ種類で同様の効き目をもつ薬の中でも、柑橘類によって影響される薬と影響されない薬があります。どうしてもグレープフルーツの摂取を諦められないという方は、代替可能な薬がないか、医師や薬剤師に相談してみましょう。