(この記事は2018年5・6月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
栄養科 管理栄養士 今井 文恵
全国各地の特色ある料理や名物をご紹介していきます。
~桜えびと新ごぼうのかき揚げ~
静岡県駿河湾は桜えびの国内水揚げ量が100%です。桜えびの量を減らさないように、漁は3月下旬から6月上旬と10月下旬から12月の期間で、のべ30日から40日程度に限られています。漁港の近くでは、とれたての生のものを食べることもできますが、多くのものは干したり、塩茹でにして売られています。
●桜えびと新ごぼうのかき揚げ |
1人分: エネルギー254kcal たんぱく質0.0g 塩分0.0g |
材料 (4人分) |
作り方 |
桜えび(乾物) 20g
新ごぼう 100g
玉ねぎ 50g
三つ葉 1/2把
小麦粉 20g
<衣>
卵 1個
水 3/4カップ
小麦粉 80g
揚げ油 適量
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- 桜えび(乾物)は水小さじ2をふりかけて湿らせる。
- ごぼうはささがきにする。玉ねぎは薄切りにする。
三つ葉は2㎝程度の長さに切る。
- ボウルに(1)と(2)を入れて小麦粉と絡ませる
- 衣の材料を混ぜ合わせる。その中に(3)を入れ、さらに軽く混ぜ合わせる。
- 揚げ油を170℃くらいに熱し、(4)をスプーンですくい入れ、
少し固まったら箸で広げるようにして油を通し、両面を4~5分かけてカリッと揚げる。
- (5)を食べやすい大きさに分け、丸めて平らにする。
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※桜えびは乾燥のまま揚げると焦げやすく苦くなるので、水で湿らせてから使います。
※一般的なごぼうの旬は冬ですが「新ごぼう」とは秋に植えたものを初夏に収穫したごぼうのことで、柔らかく香り高いという特徴があります。