受付時間 月~金曜日 16:30~19:00
胆のうとは肝臓でつくられた胆汁(たんぱく質や脂質の消化・吸収を助ける液)を貯蓄する約30ccの小さな袋状の臓器です。胆石症は、胆のうの働きがなんらかの原因で悪くなり、その胆のうの中で胆汁が結晶を作ることで石ができてしまう病気です。胆石は10人に一人ぐらいの割合で存在し、多くは無症状で経過します。しかし、胆石症の約2割の方に症状がでるといわれており、その症状は、脂肪の多い食事の摂取後に突然の上腹部痛、右季肋部痛が出現するのが特徴的です。痛みは右肩・背部にしばしば放散し、悪心や嘔吐を伴うことがあります。
治療としては主に腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われますが、当院ではさらに体に負担のかからない方法としてキズを1か所しかつけない、単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。
西陣病院の広報誌、「西陣病院だより」に掲載しました外科医師の記事を紹介いたしております。