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「看護の日」イベントの紹介
看護部 教育担当科長 矢野 美香子
近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日は「看護の日」に制定されています。京都府看護協会は「看護の日」記念行事の一環として5月~8月に、看護師を目指されている中学生以上の学生および一般府・市民を対象にした「ふれあい看護体験」を実施しています。
今年も西陣病院では、7月31日(土)に高校生3名を招き、看護を体験していただきました。食事介助の見学や全身清拭の介助を通じて、患者様と関わっていただきました。患者様から「頑張って看護師さんになってや」とエールをいただいた学生さんは「私が患者様に元気を与えようと思っていたのに、逆に患者様からいっぱい元気をいただきました。先ずは、頑張って勉強して看護学校に入学します」と看護師への道を歩む決意をあらたにされました。
「ふれあい看護体験」の実施に合わせ、西陣病院では「ふれあい健康チェック」のイベントを開催いたしました。外来通院されている患者様や地域の方々に、身長・体重測定をはじめ、体脂肪率、血糖測定、血圧測定など実施しました。健康相談のブースでは、身体計測の結果をもとに日頃の健康に関する相談も受け付け、参加していただいた方々と色々なお話をさせていただくことができました。
また、西陣病院デイケア利用者様の素敵な作品を展示させていただきました。細かな作業を必要とした作品ばかりで、外来患者様だけでなく、病院スタッフも多くの作品を見てとても感動しました。
そして今年は、訪問看護ステーションの利用者様のご家族様の手記や、皮膚・排泄ケア認定看護師の活動をパネル展示しました。認定看護師の活動を初めてご覧になられた方も多く、このようなイベントを通じて、病院だけではなく、色々な場での看護活動をお伝えし、地域の皆様との交流を図っていきたいと思います。
| Copyright 2010,09,01, Wednesday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |