診療に関すること::看護部
「皮膚・排泄ケア認定看護師」ってご存知ですか?
(この記事は2008年11・12月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
皮膚・排泄ケア認定看護師 多氣真弓
「皮膚・排泄ケア認定看護師」ってご存知ですか。日本看護協会は、1996年、高度化・専門分化が進む医療現場の看護の質の向上を目的に資格認定制度を発足させました。認定看護師には19の分野があり、皮膚・排泄ケアはそのひとつです。半年間の専門教育をうけた後、認定審査を受審し認定看護師となります。現在、全国に818名とまだその数は少なく、一般には認知されていないのが現状です。皮膚・排泄ケア認定看護師は、スキンケアを基盤とし、ストーマケア論や排泄コントロール、創傷治癒の理論を用い治癒を促すケアを行うことにあります。
現在、私は、午後、専門分野である創傷ケア、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)のケア、失禁ケアを行っています。創傷ケアは、そのほとんどが褥瘡(床ずれ)で、局所のケアはもちろんですが、体圧分散用具の選択やポジショニングによる予防的なケアも行っています。
ストーマケアは、病棟看護師と一緒にストーマを造設される患者様の術前、術後のケアに関わっています。 また、毎月1回、第2火曜日の午後にストーマ外来を開設し、外科、泌尿器科の医師と連携をとりながら退院後のケアの相談や装具の紹介などを行っています。当院以外の施設でストーマを造設された方に対してもケアを行っておりますのでご相談ください。
失禁ケアは、尿道バルーンカテーテル留置中のケアや便、尿失禁によるスキントラブルのケア、おむつ、失禁装具の紹介を行っています。
私は、まだ認定看護師として歩き始めたばかりです。これから、病棟看護師や医師、患者様を取り巻くさまざまな部署と連携をとりながら質の高いケアが提供できるようにしたいと考えております。これからもよろしくお願いいたします。
皮膚・排泄ケア認定看護師 多氣真弓
「皮膚・排泄ケア認定看護師」ってご存知ですか。日本看護協会は、1996年、高度化・専門分化が進む医療現場の看護の質の向上を目的に資格認定制度を発足させました。認定看護師には19の分野があり、皮膚・排泄ケアはそのひとつです。半年間の専門教育をうけた後、認定審査を受審し認定看護師となります。現在、全国に818名とまだその数は少なく、一般には認知されていないのが現状です。皮膚・排泄ケア認定看護師は、スキンケアを基盤とし、ストーマケア論や排泄コントロール、創傷治癒の理論を用い治癒を促すケアを行うことにあります。
現在、私は、午後、専門分野である創傷ケア、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)のケア、失禁ケアを行っています。創傷ケアは、そのほとんどが褥瘡(床ずれ)で、局所のケアはもちろんですが、体圧分散用具の選択やポジショニングによる予防的なケアも行っています。
ストーマケアは、病棟看護師と一緒にストーマを造設される患者様の術前、術後のケアに関わっています。 また、毎月1回、第2火曜日の午後にストーマ外来を開設し、外科、泌尿器科の医師と連携をとりながら退院後のケアの相談や装具の紹介などを行っています。当院以外の施設でストーマを造設された方に対してもケアを行っておりますのでご相談ください。
失禁ケアは、尿道バルーンカテーテル留置中のケアや便、尿失禁によるスキントラブルのケア、おむつ、失禁装具の紹介を行っています。
私は、まだ認定看護師として歩き始めたばかりです。これから、病棟看護師や医師、患者様を取り巻くさまざまな部署と連携をとりながら質の高いケアが提供できるようにしたいと考えております。これからもよろしくお願いいたします。
| Copyright 2008,11,01, Saturday 09:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |