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世界糖尿病デー

(この記事は2008年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

西陣病院 看護副部長 三輪徳子

 「世界糖尿病デー」の11月14日、糖尿病の予防と治療の大切さを啓発するためにエンパイアステートビルやエッフェル塔・万里の長城など世界各国の180ヶ所が青にライトアップされました。日本でも東京タワーが青く輝いているのをニュースで見た方も多いと思います。

 糖尿病は世界の成人人口の5~6%を占め、年間380万人以上が糖尿病の引き起こす合併症などが原因で死亡しています。これは世界のどこかで、10秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となり、AIDSによる死者に並ぶ数字です。日本でも40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍で、問題なのはその80%ほどの方は治療を受けていないことです。治療開始が合併症発症時では、打つ手に限りがあり、手遅れなのが糖尿病の怖い点です。早期の受診をぜひお願いします。

 さて、10月28日に西陣病院の糖尿病患者会「糖友会」のメンバー6人と病院職員2人は、今回も宝ヶ池のウォークラリーに参加してきました。3キロコースを歩きながらクイズやゲームに全員で参加し、お弁当を食べ、話に花が咲き、秋の1日を楽しく過ごし、今年も参加10チーム中3位入賞を果たしました。治療の継続には、自分の体を知ることや仲間の支援が大切なことを痛感した1日でした。

 当院に通院していない方も、患者会や糖尿病教室への入会・参加は可能です。希望の方は、お気軽に受付もしくは外来処置室までお問い合わせ下さい。

インスリン自己注射や血糖自己測定を行っている患者様へ
 
使用済みの注射針等はペットボトルなどに入れて医療機関へ

 京都市では、使用済みの注射針等は有害物質として扱われ、ごみとして収集していません。

 使用済みの注射針(ペンニードル、マイクロファインプラス、B-Dロードーズ)、血糖自己測定時に使用した穿刺針はペットボトル等の容器に入れてかかりつけの保険薬局または病院へお持ち下さる様お願いいたします。

| Copyright 2008,01,01, Tuesday 08:30am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

看護の日の催し2007年

(この記事は2007年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

本館5階 丸山晴美

“看護の日”は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日に制定されました。これは市民と医療関係者が交流し、看護や医療のあり方を一緒に考え、看護体験を通して助け合いの心を分かち合うことを目的とした催しです。

 ふれあい看護体験は、看護協会が5月から8月の間に実施している看護の日のイベントの一環です。

 当院でも、そのイベントとして5月12日に本館1階で、血圧・体脂肪測定、骨密度測定、ABI検査(動脈硬化)栄養相談・デイケアの作品展示をしました。また当院の看護の現場を少しでも知っていただくために、外来・透析・手術室・訪問看護・病棟の看護の特徴を紹介したポスターを掲示しました。イベントには、40名近く来られ、測定結果に対して看護師がアドバイスやパンフレットの配布などをさせていただきました。

 病棟では一般市民の方が、1名参加され、患者様の身の回りのお世話を体験していただきました。

 来年も5月か6月の土曜日に催しを行う予定です。地域の方に気軽に参加していただけるような”看護の日”となるよう工夫していきたいと思います。

今後とも多くの方のご参加をお待ちしています。

| Copyright 2007,07,01, Sunday 10:09am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

看護の日の催し2006年

(この記事は2006年9・10月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


看護部 三輪 徳子


今年も6月3日土曜日に、ふれあい看護体験の受け入れと、本館2階での各種測定・相談・デイケア作品展示の催しを行いました。

 これは、市民と医療関係者が交流し看護や医療のあり方を一緒に考え、看護体験を通して助け合いの心を分かち合うことを目的とした、看護協会が5月から8月の間実施するイベントの一環です。

200609看護の日の様子 今回、6名の方に3つの病棟で体顧をしていただきました。中学生の受け入れは初めてで、担当者も少し戸惑っていましたが、体験終了後に将来看護師を目指したいとの感想や決意を聞くことが出来、本館2階での催しは毎年の測定を利用して下さる方も増え、骨密度をはじめ体脂肪などの測定にたくさんの参加があり楽しい雰囲気の中時間が過ぎていきました。

 意外に人気があったのは現代の社会環境を反映してか、唾液で簡単にストレスが測定できるこころメーターでした。

看護の日(デイケア作品) また、デイケアの作品展示も毎年好評で、湿布の袋で作った動物や宝船は特に人気と関心を集めていました。







 来年も5月か6月の土曜日に当院での催しを行います。多くの方の参加をお待ちしています。

| Copyright 2006,09,01, Friday 10:10am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

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