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もう一度看護を振り返り、今看護に求められているものを探ろう

(この記事は2011年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


中島看護部長 看護部長 中島 美代子
 西陣病院は、ここ数年の間に本館の増改築を行い、看護配置を7:1とし看護師の増員と組織の再編成を行いました。今の看護部の課題は、新たに編成された組織の強化と看護の質の向上にあると考えています。

 そのために、看護部全体の教育体制を見直し、組織力を高める必要があります。今年は従来の研修に加え、組織・管理に関する研修、また、経験の深い看護師たちが、自分の行なってきた看護を若い看護師たちに伝え、その語りの中にある眼には見えない感動や感激やもっとこうすることが良かったのではないかという思いの中から看護を学ぶ(ナラティブ)研修を計画しています。看護には専門的な知識や技術の習得が重要ですが、もうひとつ重要なことは相手の思いを知ろうとする気持ちと察する力です。この力は個々によって大きな開きがあります。しかし、専門職である私たちは、この力も看護師に必要な能力として身につけていかなければならないと考えています。

 平成23 年西陣病院看護部は、看護を語ることで、私たちが“行ってきた看護” をもう一度見直し、看護に求められているものに応えられるよう努力してまいります。

| Copyright 2011,01,01, Saturday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

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