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腹部超音波室が移転しました

(この記事は2011年5・6月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


臨床工学検査科 副主任 仲川 久美子


 平成18年9月に画像診断センター腹部超音波室として地下1階へ移転し4年半。今年3月28日より再び1階へ戻ることになりました。
 腹部超音波検査室では従来の腹部検査(肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱など)に加え、乳腺や甲状腺、副甲状腺などの検査や近年、増加しつつある生活習慣病を引き起こす危険因子である動脈硬化を調べる頸動脈や下肢動静脈などの血管超音波検査、超音波用の造影剤を使って肝臓の病変を調べる検査、肝生検といって超音波下で針を刺して、肝臓の組織や細胞を採取する検査などを行っています。
整理検査受付
 その他、治療の一環として急性胆嚢炎の時に、胆嚢の腫大による痛みを軽減するため胆汁を吸引する穿刺を行ったり、ラジオ波焼灼術(超音波で肝臓の病変部を見ながら針を刺し高熱で凝固壊死させる)などを行っています。

 今回、移転とともに超音波機器も1台増え、よりいっそうのレベルアップと医療サービスの向上に努めていきたいと思っています。

 早期発見、早期治療に直結する健康診断の1つとして定期的に超音波検査を受けられてはいかがでしょうか?

| Copyright 2011,05,01, Sunday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

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