(この記事は2011年11・12月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
栄養科 管理栄養士 今井 文恵
昔の人々にとって冬は、植物が枯れ、動物は冬眠してしまうため、食料が手に入りにくくなったり、日照時間が短いため生命の源である太陽の恵みを享受できにくくなったりすることから、生活の不安を感じる季節だったそうです。そこで、無病息災を願って、野菜の少ない季節に栄養を補給するためのかぼちゃを食べたり、その香りに邪をはらう霊力があると信じられている柚子のお風呂に入るなどして夜を越していたようです。 | |
おすすめレシピ | |
●小豆かぼちゃ | |
材料 (4人分) | 作り方 | (1) | かぼちゃのワタをなるべく残すように種を取り除き、3~4㎝に切る。 | (2) | かぼちゃの皮を下にして鍋に並べる。 | (3) | だし汁を注ぎいれ、調味料を加えて火にかける。 | (4) | アルミホイルで落し蓋をして、初めは強火、後は中火で煮る。 | | (5) | 汁がなくなったら火を止める。 | | (6) | 小豆缶を別の鍋に開けて2~3倍の水を加え、火にかけて薄めておく。 | | (7) | 煮えたかぼちゃに(6)の小豆を流し入れ、一煮立ちさせてできあがり。 | | |
小豆の缶詰 | 1缶 | かぼちゃ | 1/2個 | だし汁 | 350㏄ | みりん | 大さじ2 | 砂糖 | 大さじ1 | 塩 | 小さじ1/3 | 醤油 | 小さじ1 | |
| Copyright 2011,11,01, Tuesday
12:00am
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