各科より::
日本列島 ”食” めぐり「静岡県」
(この記事は2017年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
栄養科 管理栄養士 須惠 裕子
◆全国各地の特色ある料理や名物をご紹介していきます。
~孫茶(まご茶・なめろう茶漬け)~ 孫茶とは、あじなど旬の新鮮な魚を三枚におろし、生姜醤油で漬け込む「漬け」か、薬味と混ぜてたたいて作る「なめろう」をご飯にのせ、お茶をかけたものです。元々は漁師が船の上で作っていた料理ですが、孫茶と呼ぶ理由は「孫に食べさせたいほど美味しい」や「忙しい漁の合間に、まごまごしないで食べられるから」など諸説あります。伊豆半島沿岸部以外に千葉でも食べられている郷土料理です。 |
●あじのなめろう
1人分:
エネルギー110kcal
たんぱく質15.9g
塩分 1.2g材料 (2人分)
作り方
(1) 青じそは千切り・ねぎは小口切りにする。 (2) 生姜はおろす。 (3) あじを包丁で細かくたたき、調味料・おろししょうがをのせてたたきながら混ぜる。しそ・ねぎものせ、軽くたたきながら混ぜる。
あじ 中2尾分 青じそ 2枚 生姜 1かけ 細ねぎ 2本 みそ 小さじ2 醤油 小さじ1/2
●孫茶あたたかいご飯に上記「なめろう」をのせ、お茶をかけて出来上がりになります。
≪アレンジ例≫ (具 材) かつお、まぐろ、さんまなど (薬 味) みょうが、ごま、わさびなど (食べ方) お茶ではなく、出汁や熱湯をかける食べ方もあるようです
| Copyright 2017,07,01, Saturday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |