診療に関すること::薬剤部
私たち薬剤科の仕事
(この記事は2009年3・4月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
薬剤科科長 三宅健文
今回は、薬剤科について紹介します。
私たち薬剤科(現在、薬剤師は10名)の仕事はもちろんクスリに関するすべての事。最近クスリの進歩はめざましく、いろいろな病気を治療する上でとても大切なものとなってきています。患者さま一人一人に最も適したクスリが効果的かつ安全に使われ、質の高い薬物治療が行なえるよう、医師や看護師など他のスタッフと連携をとり業務を行なっています。
業務の中心は、入院患者さまが服用するクスリの調剤や監査業務、中心静脈栄養療法時の注射薬混注業務、薬剤管理指導業務(患者さまへのクスリの情報提供を行なったり、クスリに関するご相談をお受けするとともに、クスリを効果的に使用する上で必要なお話を伺ったりしています)などですが、入院患者さまだけではなく、外来患者さまや地域の方々に糖尿病教室や透析教室など各種健康教室でもクスリの話をしています。また、次世代の薬剤師を研修・教育するために、入院薬局や病棟において薬学部の大学院生や4回生を対象に、実務研修や実習なども行なっており、新しい薬学教育6年制の薬学部生も受け入れるため現在準備を進めています。
今年で処方箋を院外に発行してから10年目になります。外来患者さまに対しては、お目に掛かることが少なくなってしまい、少し寂しい思いをしていますが、近隣の保険薬局とも連携を取りながら、適正にクスリが使用できるよう努力しています。クスリに関して疑問・不安等があれば遠慮なくいつでも声をおかけください。
最近の薬剤科では、専門的な分野にも力を入れています。ひとつは、糖尿病治療に関する専門としての『糖尿病療養指導士』が2名います。ふたつめは、厚生労働省が推進している“がん均てん化(どこの施設でも同じようながんの治療が受けられる体制)”に伴い、1名の『がん薬物療法認定薬剤師』がいます。最後に、入院患者さまの栄養に関するサポートを行なうため専任の『NST専門(薬剤師)療養士』が1名います。まだまだ至らないところも多いと思いますが、クスリを通じて患者さま一人一人の身近な存在として日々業務を行なっていけるよう精進して参りたいと思いますので宜しくお願い致します。
薬剤科科長 三宅健文
今回は、薬剤科について紹介します。
私たち薬剤科(現在、薬剤師は10名)の仕事はもちろんクスリに関するすべての事。最近クスリの進歩はめざましく、いろいろな病気を治療する上でとても大切なものとなってきています。患者さま一人一人に最も適したクスリが効果的かつ安全に使われ、質の高い薬物治療が行なえるよう、医師や看護師など他のスタッフと連携をとり業務を行なっています。
業務の中心は、入院患者さまが服用するクスリの調剤や監査業務、中心静脈栄養療法時の注射薬混注業務、薬剤管理指導業務(患者さまへのクスリの情報提供を行なったり、クスリに関するご相談をお受けするとともに、クスリを効果的に使用する上で必要なお話を伺ったりしています)などですが、入院患者さまだけではなく、外来患者さまや地域の方々に糖尿病教室や透析教室など各種健康教室でもクスリの話をしています。また、次世代の薬剤師を研修・教育するために、入院薬局や病棟において薬学部の大学院生や4回生を対象に、実務研修や実習なども行なっており、新しい薬学教育6年制の薬学部生も受け入れるため現在準備を進めています。
今年で処方箋を院外に発行してから10年目になります。外来患者さまに対しては、お目に掛かることが少なくなってしまい、少し寂しい思いをしていますが、近隣の保険薬局とも連携を取りながら、適正にクスリが使用できるよう努力しています。クスリに関して疑問・不安等があれば遠慮なくいつでも声をおかけください。
最近の薬剤科では、専門的な分野にも力を入れています。ひとつは、糖尿病治療に関する専門としての『糖尿病療養指導士』が2名います。ふたつめは、厚生労働省が推進している“がん均てん化(どこの施設でも同じようながんの治療が受けられる体制)”に伴い、1名の『がん薬物療法認定薬剤師』がいます。最後に、入院患者さまの栄養に関するサポートを行なうため専任の『NST専門(薬剤師)療養士』が1名います。まだまだ至らないところも多いと思いますが、クスリを通じて患者さま一人一人の身近な存在として日々業務を行なっていけるよう精進して参りたいと思いますので宜しくお願い致します。
| Copyright 2009,03,02, Monday 01:27pm administrator | comments (x) | trackback (x) |