各科より::栄養科:生活習慣バランスガイドシリーズ
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第6回
(この記事は2008年11・12月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
西陣病院栄養科 管理栄養士 小笹清香
前回の記事です
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第1回[2008年1月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第2回[2008年3月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第3回[2008年5月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第4回[2008年7月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第5回[2008年9月]
過去の関連記事です
メタボリックシンドロームについて[2006年9月]
西陣病院栄養科 管理栄養士 小笹清香
骨粗鬆症
骨粗鬆症は、骨の中がスカスカになり骨折しやすくなることから、高齢者の寝たきりの原因としても問題になっています。~骨粗鬆症は、良い食習慣をつくることで予防できます~
●1日3度きっちり食事しましょう
●毎日、軽い運動・日光浴をしましょう
●カルシウムをしっかり摂りましょう
(体の中のカルシウムは99%が骨(歯を含む)に含まれています)
目標 力ルシウム量1日600mg
カルシウムを摂るには牛乳・乳製品がオススメ!!
その他、ビタミン・ミネラルも豊富です牛乳1本分の栄養(200mL=206g)
・エネルギー 138kcal
・たんぱく質 6.8g
・カルシウム 227mg
(五訂食品成分表より)☆カルシウムの吸収を助ける食品を摂りましよう!
①ビタミンD
きのこ、レバー、いわし、さんま、さば、さつま揚げなど
②酸味(クエン酸)
酢、梅干しなど☆リンの多い食品はほどほどに!
ハム、ソーセージ、練り製品、インスタント食品などの加工食品はカルシウムの吸収を悪くします
きのこシチュー
(カルシウム量1人当たり 250mg)<材料>2人分
しめじ 1/2パック・マッシュルーム 1パック・椎茸 1/2パック鶏肉 100g
玉ねぎ 1個・ジャガイモ 1~2個・人参 1/2本・ブロッコリー 1/4株
固形コンソメ 1~2個・水 200mL・サラダ油 大さじ1・バター 10g
塩コショウ 適量
(ホワイトソース用)
バター 20g・小麦粉 20g・牛乳 400g<作り方>
1.鶏肉、野菜類、きのこを適量な大きさに切る。
2.バター・小麦粉・牛乳でホワイトソースを作る。
3.フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を炒めて一旦取り出す。そのフライパンにバターを熱し、玉ねぎときのこを炒める。
4.煮込み鍋にジャガイモ・人参を入れ、水とコンソメを入れて軟らかくなるまで煮込み、そこへ、炒めた鶏肉・玉ねぎ・きのこと、ホワイトソース・ブロッコリーを入れ、弱火で煮込む。
5.塩コショウで味を整えて完成!
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「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第1回[2008年1月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第2回[2008年3月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第3回[2008年5月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第4回[2008年7月]
「メタボリックシンドローム」と生活習慣の改善-第5回[2008年9月]
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メタボリックシンドロームについて[2006年9月]
| Copyright 2008,11,01, Saturday 09:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |