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新年のごあいさつ 平成二十六年 元旦
(この記事は2014年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
西陣病院 院長 伊谷 賢次 |
明けましておめでとうございます。
皆様には、さわやかな新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、昨年中、当院に賜りました数々のご厚情とご支援に対しまして、職員一同心より御礼申し上げます。
昨年の夏は全国的に記録的な猛暑になりました。その暑さの中で、甲子園で行われた高校野球での選手達のひたむきな全力プレーは国民に感動を与えました。一方、国の借金は増え続けており、日本の将来を担うこの若い世代への負担が多くなるのではと気になります。今後も国民の生活はもとより福祉医療の取り巻く環境もさらに厳しいものが予想されます。このような厳しい状況でも、当院の目指すべき目標は、設立当初からの基本方針である、地域に密着した良質な医療を高いレベルで提供することです。そのためには、ハード面、ソフト面ともさらに充実させなければなりません。
ハード面では、昨年3月に管理棟(北館)が完成し、その後、外来部門(外来化学療法室、診察室、透析ベッド)の拡充、本館入院ベッドの増床を行いました。また、内視鏡室・手術室の内視鏡を最新の機器に更新し、消化器内視鏡検査はより精度が高く、鏡視下手術はより安全に行えるようになりました。今後も良質な医療を提供するには、できるだけ最新の機器整備が必要であり、今後も計画的に医療機器の更新を行っていく予定です。
ソフト面では、今後もさらに診療体制を充実させ専門性の高い急性期病院を目指します。昨年10月に3度目の病院機能評価を受審しました。今回からの病院機能評価は訪問審査により各病棟で良質な医療が実践されていることを評価されるようになりました。今回の審査により、当院は地域に密着した良質な医療が適切に行われているとの評価を受けました。今後、さらに良質な医療を提供するためにチーム医療の向上が必要です。職員全体が患者様を主体に考え、良質な医療を提供するためにスタッフ一人ひとりが役割と責任を自覚して努力していきますので、今年一年、さらなるご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
平成二十六年 元旦
| Copyright 2014,01,01, Wednesday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |