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LDLコレステロールが高いとなぜよくない?

(この記事は2014年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)



栄養科 管理栄養士 河本久美子


LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれ、高くなると動脈硬化になり、心筋梗塞や脳梗塞の危険が高くなります。



DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)は青背の魚の油に多く含まれており、血栓の生成を防いで動脈硬化に有効です。
●いわしのパン粉焼き

1人分:
エネルギー 229kcal / たんぱく質 16.7g / 塩分 0.7g
いわしのパン粉焼き
材料 (一人分)
  
作り方

(1) いわしの開きに塩・こしょうし、粒マスタードをぬる。
(2) 【A】をまぜ、いわしにのせてオリーブオイルをふりかける。
(3) オーブンで180℃ 8~10分焼く。(耐熱容器やアルミホイルをひいてオーブントースターで焼いてもOKです。パン粉が焦げないように注意してください。)
 いわし70g
 塩0.3g
 こしょう少々
 粒マスタード1g
 オリーブオイル3g
A
パン粉8g
バジル粉
(またはパセリ粉)
少々
パルメザンチーズ2g
おろしにんにく
(お好みで)
少々
※高LDLコレステロール血症… LDLコレステロール:140mg/dl以上(糖尿病・慢性腎臓病などの場合目標値は120mg/dl未満)


| Copyright 2014,01,01, Wednesday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

中性脂肪はなぜあがる?

(この記事は2013年11・12月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)



栄養科 管理栄養士 須惠裕子


空腹時(検査まで8~10時間絶食)の血液検査結果
TGトリグリセライド(中性脂肪)150㎎/dl未満が目標

普段の生活で当てはまるものにチェックを付けてみましょう!
チェック項目
チェックの数が多いほど要注意です!!

秋の味覚!! もやしときくらげのナムル
●もやしときくらげのナムル

1人分:
エネルギー 40kcal / 塩0.7g / 食物繊維1.9g
材料 (4人分:たっぷり食べたいときは2人分)
  
作り方

(1) きくらげはもどしてもみ洗いし、さっとゆでて冷水にとり、水気を絞って繊切りにする。
(2) 人参は繊切りにし、もやしはひげ根を取り、塩を加えた熱湯で1分ほどゆで、ざるにあげて粗熱をとる。
(3) ボールに①、②を入れ、混ぜ合わせた【A】を加えてあえる。
 もやし200g
 人参15g
 塩0.1g
 乾燥きくらげ6g
 人参20g
 ピーマン50g
A
すり白ごま
淡口醤油
砂糖
ごま油
一味
大さじ1
大さじ1
小さじ1/6
大さじ1/2
適宜


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スポーツの秋 楽しく運動(身体活動)を!

(この記事は2013年9・10月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


栄養科 管理栄養士 林 香里

体重を1kg減らすためには??

 体重を1kg減らすために必要な消費カロリーは、約7,000kcalと言われています。1ヶ月間で体重を1kg減らすには、1日あたり、約230kcalの消費が必要ということになります。


 掃除機かけ等の家事労働や、階段の昇降でも、ウォーキングと同様の効果があります。運動習慣のない方も、ちょっとした時間をみつけて、こまめに体を動かしましょう。

秋の味覚!!
●焼きさんまの南蛮漬け

1人分:
エネルギー 280kcal / 塩0.7g
材料 (1人分)
  
作り方

(1) 野菜は細く切り、軽く茹でる。
(2) さんまは三枚におろし、食べやすい大きさに切り、小麦粉をまぶす。
(3) 小鍋に【A】を入れ、沸騰させて、ボウルに移す。
(4) さんまはこんがり焼いて、熱いうちに(3)に漬ける。
(5) (1)の野菜も(4)に合わせて、ときどき返しながら、20分程度漬け込む。
 さんま40g
 小麦粉15g
 サラダ油20g
 玉ねぎ5g
 人参20g
 ピーマン50g
A
唐辛子(小口切り)

淡口醤油
砂糖
だし汁又は水
適量
10g
6g
8g
25g


| Copyright 2013,08,30, Friday 08:04pm administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

暑さ対策をしましょう -脱水にご注意を!-

(この記事は2013年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

暑さ対策


 栄養科 管理栄養士 北奥直美



 私たちの体は加齢と共に体内の水分量が少なくなります。また高齢者は口渇感が感じにくくなり、気付かない間に脱水症状を起こしてしまうことがあります。

 脱水症状予防にはこまめな水分補給が大切です。のどが渇いていなくても定期的に水分補給をしましょう。1日に必要な水分量は2,000 ㎖と言われています。飲んで1,000 ㎖、食べて(1日3食)1,000 ㎖が目安です。
 特に糖尿病患者様の場合は、血糖が上昇しているとますます脱水症状がおこりやすくなります。よって血糖コントロールが大切になります。HbA1cの目標値が6月1日から改訂されました。 HbA1cは7.0%未満に保ちましょう!

HbA1c
(%)
血糖正常化を
目指す際の目標
合併症予防の
為の目標
治療強化が
困難な際の目標
6.0未満 7.0未満 8.0未満

野菜たっぷり!! ミネストローネ
●ミネストローネ

1人分:
エネルギー 171kcal / たんぱく質 10g / 脂質 9g
炭水化物 12g / 食物繊維 3.3g / 塩2.5g
材料 (1人分)
  
作り方

(1) 手羽先とじゃがいもを下ゆでする
(2) 鍋にオリーブオイルを入れ手羽先と野菜を入れ、炒める
(3) 大豆・トマト缶・水・コンソメを入れ煮込む
(4) 塩・こしょうで味を調える
 手羽先40g
 キャベツ15g
 じゃがいも20g
 緑豆もやし5g
 ブロッコリー20g
 トマト缶50g
 大豆(ゆで)国産15g
 コンソメの素3g
 食塩0.2g
 こしょう0.2g
 オリーブオイル5g
 水150ml

| Copyright 2013,07,01, Monday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

高血圧を防ぐ食事について -DASH食-

(この記事は2013年3・4月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)



 栄養科 管理栄養士 小笹 清香


DASH 食とは?
アメリカで研究された「体にいい食品」を増やし、「よくない食品」を減らして血圧にストップをかける新しい食事の方策。但し、糖尿病や腎疾患の方には適していません!


増やす
成 分
カリウム・カルシウム・マグネシウム・食物繊維・タンパク質
食品例→
緑黄色野菜・果物・大豆製品・低脂肪の乳製品・青背の魚など
減らす
成 分
飽和脂肪酸・コレステロール
食品例→
動物性油脂、脂身の多い肉・加工肉、魚卵、レバーなど

注意! 食塩摂取量が多い日本人は、減塩とDASH食を組み合わせることによっ
て血圧を下げる効果が高まります。肥満の方は体重コントロールも忘れずに!



レンジで出来る簡単料理 野菜ときのこの煮浸し
●野菜ときのこの煮浸し

1人分:
エネルギー 67kcal
塩分 1g
材料 (2人分)
  
作り方

(1) 小松菜は3㎝に切り、人参は千切り、えのきは半分の長さに切り、しめじは小房に分け、油揚げは1㎝×3㎝くらいに切っておく。
(2) 耐熱ボウルにだし汁と油揚げ、人参、しめじを入れてラップをかけて電子レンジで3分加熱する。
(3) 一度取り出して、小松菜とえのきを加えて軽く混ぜてラップをかけて、さらに電子レンジで3分加熱する。
(4) 電子レンジから出して蒸らし(そのまま置いておき)、冷めたら器に盛り付ける。
 小松菜150g
 人参10g
 しめじ10g
 えのき10g
 油揚げ20g
 だし汁(めんつゆ:水=1:2)1/2カップ

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