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スポーツの秋 楽しく運動(身体活動)を!

(この記事は2013年9・10月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


栄養科 管理栄養士 林 香里

体重を1kg減らすためには??

 体重を1kg減らすために必要な消費カロリーは、約7,000kcalと言われています。1ヶ月間で体重を1kg減らすには、1日あたり、約230kcalの消費が必要ということになります。


 掃除機かけ等の家事労働や、階段の昇降でも、ウォーキングと同様の効果があります。運動習慣のない方も、ちょっとした時間をみつけて、こまめに体を動かしましょう。

秋の味覚!!
●焼きさんまの南蛮漬け

1人分:
エネルギー 280kcal / 塩0.7g
材料 (1人分)
  
作り方

(1) 野菜は細く切り、軽く茹でる。
(2) さんまは三枚におろし、食べやすい大きさに切り、小麦粉をまぶす。
(3) 小鍋に【A】を入れ、沸騰させて、ボウルに移す。
(4) さんまはこんがり焼いて、熱いうちに(3)に漬ける。
(5) (1)の野菜も(4)に合わせて、ときどき返しながら、20分程度漬け込む。
 さんま40g
 小麦粉15g
 サラダ油20g
 玉ねぎ5g
 人参20g
 ピーマン50g
A
唐辛子(小口切り)

淡口醤油
砂糖
だし汁又は水
適量
10g
6g
8g
25g


| Copyright 2013,08,30, Friday 08:04pm administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

暑さ対策をしましょう -脱水にご注意を!-

(この記事は2013年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

暑さ対策


 栄養科 管理栄養士 北奥直美



 私たちの体は加齢と共に体内の水分量が少なくなります。また高齢者は口渇感が感じにくくなり、気付かない間に脱水症状を起こしてしまうことがあります。

 脱水症状予防にはこまめな水分補給が大切です。のどが渇いていなくても定期的に水分補給をしましょう。1日に必要な水分量は2,000 ㎖と言われています。飲んで1,000 ㎖、食べて(1日3食)1,000 ㎖が目安です。
 特に糖尿病患者様の場合は、血糖が上昇しているとますます脱水症状がおこりやすくなります。よって血糖コントロールが大切になります。HbA1cの目標値が6月1日から改訂されました。 HbA1cは7.0%未満に保ちましょう!

HbA1c
(%)
血糖正常化を
目指す際の目標
合併症予防の
為の目標
治療強化が
困難な際の目標
6.0未満 7.0未満 8.0未満

野菜たっぷり!! ミネストローネ
●ミネストローネ

1人分:
エネルギー 171kcal / たんぱく質 10g / 脂質 9g
炭水化物 12g / 食物繊維 3.3g / 塩2.5g
材料 (1人分)
  
作り方

(1) 手羽先とじゃがいもを下ゆでする
(2) 鍋にオリーブオイルを入れ手羽先と野菜を入れ、炒める
(3) 大豆・トマト缶・水・コンソメを入れ煮込む
(4) 塩・こしょうで味を調える
 手羽先40g
 キャベツ15g
 じゃがいも20g
 緑豆もやし5g
 ブロッコリー20g
 トマト缶50g
 大豆(ゆで)国産15g
 コンソメの素3g
 食塩0.2g
 こしょう0.2g
 オリーブオイル5g
 水150ml

| Copyright 2013,07,01, Monday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

高血圧を防ぐ食事について -DASH食-

(この記事は2013年3・4月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)



 栄養科 管理栄養士 小笹 清香


DASH 食とは?
アメリカで研究された「体にいい食品」を増やし、「よくない食品」を減らして血圧にストップをかける新しい食事の方策。但し、糖尿病や腎疾患の方には適していません!


増やす
成 分
カリウム・カルシウム・マグネシウム・食物繊維・タンパク質
食品例→
緑黄色野菜・果物・大豆製品・低脂肪の乳製品・青背の魚など
減らす
成 分
飽和脂肪酸・コレステロール
食品例→
動物性油脂、脂身の多い肉・加工肉、魚卵、レバーなど

注意! 食塩摂取量が多い日本人は、減塩とDASH食を組み合わせることによっ
て血圧を下げる効果が高まります。肥満の方は体重コントロールも忘れずに!



レンジで出来る簡単料理 野菜ときのこの煮浸し
●野菜ときのこの煮浸し

1人分:
エネルギー 67kcal
塩分 1g
材料 (2人分)
  
作り方

(1) 小松菜は3㎝に切り、人参は千切り、えのきは半分の長さに切り、しめじは小房に分け、油揚げは1㎝×3㎝くらいに切っておく。
(2) 耐熱ボウルにだし汁と油揚げ、人参、しめじを入れてラップをかけて電子レンジで3分加熱する。
(3) 一度取り出して、小松菜とえのきを加えて軽く混ぜてラップをかけて、さらに電子レンジで3分加熱する。
(4) 電子レンジから出して蒸らし(そのまま置いておき)、冷めたら器に盛り付ける。
 小松菜150g
 人参10g
 しめじ10g
 えのき10g
 油揚げ20g
 だし汁(めんつゆ:水=1:2)1/2カップ

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高血圧を防ぐ食事について

(この記事は2013年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)



 栄養科 管理栄養士 今井 文恵


食塩を減らす食事の工夫

1.塩分の多い漬け物や汁物、練り製品、加工食品は食べる回数と量を減らしましょう。
塩分

2.料理の味にメリハリを付けましょう。
酸味香辛料
   酸味利用             香味利用

3.おいしいだしをとる習慣をつけましょう。
インスタントのだしの素は、塩分の高いものが多いので要注意です!!



おすすめレシピ 白菜と豚肉のレンジ蒸し
●白菜と豚肉のレンジ蒸し

一人分:
エネルギー 212.5kcal
タンパク質15g
塩分 1.6g
材料 (1人分)
  
作り方

(1) 白菜は1cm幅、にらは4cmの長さにそれぞれ切る。
(2) 耐熱皿に野菜と豚肉を広げてのせる。
(3) ラップをふんわりと掛けて電子レンジで約2分、豚肉に火が通るまで加熱する。
(4) 火が通ったら、ポン酢をかけて軽く混ぜてできあがり。
 豚ロース60g
 白菜100
 もやし50
 にら20g
 ポン酢大さじ1

| Copyright 2013,01,01, Tuesday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

発酵食品 最近話題の「塩麹」

(この記事は2012年11・12月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

塩麹
栄養科 調理師 河瀬 祐輝


微生物を利用して物質を生成・分解することを発酵とよびます。
発酵食品には味噌、醤油、酒、みりん、酢などの調味料や塩麹などがあります。

発酵食品の効果
 ・腸内環境を整えて便通を良くする
 ・栄養素の吸収が良くなり免疫力が高まる
 ・血中コレステロールが低下しやすくなる

 ※痙攣性便秘の方は摂取を控えめに!!
塩麹の特長
 ・発酵の際に生成される「旨味成分」により、料理にコクと深みがでる
 ・食材を軟らかく・消化しやすくして、栄養素の吸収を助ける
 ・乳酸菌やビタミンB群を多く含む>

 ※塩分制限が必要な方は摂り過ぎに注意を!!

おすすめレシピ 塩麹豆腐ハンバーグ
●塩麹豆腐ハンバーグ
エネルギー 245kcal
塩分 1.9g
材料 (4人分)
  
作り方

(1) 玉ねぎをみじん切りにし炒める
(2) 木綿豆腐は水切りをしておく
(3) ボウルに豚肉と塩麹を入れて混ぜておき、そこへ豆腐を潰しながら入れてよく混ぜ、さらに玉ねぎとコショウも加えてよく混ぜる
(4) 適当な大きさに成形し、油を入れて熱したフライパンで焼く
(5) 焼き色がついたらひっくり返し、蓋をして蒸し焼きにして中まで火を通す
(6) 焼きあがったら器に盛り付け、大根おろしとポン酢でいただく
 豚ひき肉200g
 木綿豆腐1丁
 玉ねぎ1個
 塩麹大さじ2
 コショウ少々
 卵1個
 大根おろし50g
 ポン酢醤油適量

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